ソフトバンクグループは20日、次世代高速無線通信事業でイー・アクセスのほか、ニフティなどインターネット接続会社4社と提携することを明らかにした。企画会社に共同出資し、他の携帯大手の陣営と同じ「WiMAX(ワイマックス)」と呼ばれる規格で近く総務省に事業免許を申請する。投資会社などと合わせると8社連合になる。同日中にも発表する。
イー・アクセスのほかに、ソフトバンク陣営に参加するネット接続会社はニフティ、NECビッグローブ、ソニー系のソネットエンタテインメント、独立系のフリービットの4社。さらにゴールドマン・サックスグループとシンガポールのテマセク・ホールディングスの投資会社2社が加わり、合計8社の連合体。
同事業ではKDDIが京セラや米インテル、JR東日本などと、NTTドコモは非対称デジタル加入者線(ADSL)大手のアッカ・ネットワークスなどとの提携をそれぞれ発表しており、これで携帯電話大手3社の陣営がほぼ固まった。一方、PHSのウィルコムは単独で免許申請する方針を固めている。
WiMAXのセキュリティ機能
WiMAXでは、DESとその強化版である3DESによる暗号化機能を備えている。
問題点
全般
日本において、2.5GHz帯を携帯電話事業者が、3.5GHz帯を放送事業者が、そして5.8GHz帯を気象レーダーなどが既に使用している。
現時点において、Mobile WiMAXは利用を想定している電波周波数帯があいまいである事や、電波に空きが無いか免許を必要とする周波数帯と重なっているなど課題がまだある
一部報道ではFWA向けのIEEE 802.16-2004(WiMAX)と、移動体向けのIEEE 802.16e(Mobile WiMAX)の仕様を混同して扱っているものが見られる。
固定
日本では既に高速通信回線が普及しており、特に都市部で普及するかは未知数である。
東北総合通信局により、山間部や離島といった有線によるブロードバンド環境の敷設が困難な地域に対しての解決策として、WiMAXによる回線の提供実験が行われる見通し。